パイプレンチ

一般的定義

パイプや継ぎ手を挟み締めたり緩めたりする工具。
一般的には馴染みが無い工具だが、テレビドラマや映画等で犯人の凶器として目にする機会は少なくない。
間違ってもその様な使用はしないようにお願いします。

配管作業工具

使用方法はパイプ系に応じた大きさのパイプレンチを用意して、調節用の丸ナットを回し、挟む対象物より少し開きあてがう。上アゴがスプリングによって押し付けられる、そしてハンドルに力を加えて締めたり緩めたりする。
アゴの部分は丸いパイプを挟む為に、刃の部分には沢山の溝が刻まれている。パイプレンチがパイプを挟むメカニズムは、刃の形状や摩擦力によるもので非常に巧みな力学のバランスによって保たれています。
レンチの素材はアルミ、鉄、鋳鉄等がある。パイプレンチを略して「パイレン」とも呼ぶ。
ハンドルにパイプを差し込んだり、溶接を施して長く加工するのは事故の元となる為避けて下さい。

関連工具

パイプレンチ(左からトライモ型・リッチ型・スチルソン型)

パイプレンチ(左からアングル型・たて型・コーナー)狭い場所等で有効

チェントング(チェーンレンチ)

モーターレンチ、モンキーレンチ


事故例

年間数多くの我々の仲間達が、労働災害の被害を受けています。過去の事例に学び、安全作業を心掛けましょう。

被害状況 転落により死亡
災害の経緯 地上3.5mで高所作業車を使用し消火設備配管作業をしていた。
パイプレンチを使い継ぎ手を締めていた時に、レンチが滑りバランスを崩し高所作業車から転落し死亡に至る。
安全帯は未使用であった。
事故発生要因Ⅰ 安全帯の未使用
事故発生要因Ⅱ 無理な作業体勢
再発防止対策 安全帯使用の徹底
作業計画の見直し